3月も終わりになると、気が早いカムルチィも浮いてくるし、ボチボチ釣りに行こうかなぁ・・・てな感じになってくる。海部郡に引っ越しした管理人もそろそろ下見で駆け回ろうと思っていたのだが、あいにく週末は雨、残念ながらこの時期の雨はヤル気にならないのだ。こんな雨の日は洗濯物も外に干せないし、仕方がない、リールをいじろうか?・・・、構想は色々あるのだが、まだちょっと材料が足らない。なので、軽く遊んでみるだけにしようかなぁ。
というワケで、雨の日の暇つぶし、旧ABUシャフトレスの外観チューンを実施しよう。

今回のお題、外観チューンなのだが、実施項目は2点ある。

  1. 6001Cシールの作成
  2. クリッカーの取り付け

まずはシールなのだが、竿にネームを入れるのなら、マイクロドライプリンタ&プラモデカール作戦で何も問題はない。だが、リールだとちょっと悩んでしまう。とにかく剥がれては意味がないし、コーティングしないので耐水性・耐候性が気になって仕方がないのである。プラモデカール作戦同様にパソコンで作るのだから、印刷する材質にも色々と制約があるだろう。管理人はロッドビルダーだからプリンタ自体はインクジェットじゃなくてマイクロドライプリンタを使っている。なので、その点ではまだマシだと思う。用紙送りさえできれば大抵の物に印刷できるはず?まぁ、能書きはどうでもいいから、とにかく作業してみよう。

5001Cシール
見本として5001Cシールを用意する

スキャナ
あと、スキャナも必要だろうね

読み込もう
とりあえずスキャナで5001Cシールを読み込もう

PhotoShop
今回のアプリケーションはAdobeのCS2で行くぞ

秋水のネーム入れとかぶったりするので、あまり紹介はしないが・・・

スキャナで読み込み
ひっくり返ってるのは無視して、とりあえず読み込め!

回転をかける
PhotoShopで回転、だいたい水平にしよう

JPEGで保存
JPEGで保存してあげる

イラレCS2
今度はイラレCS2の出番だね
ということはプリンタドライバはようやくWin2K・Xp対応にしたぞ

配置
ファイル-新規でドキュメントを作って、配置で先のJPEGを読み込む

6500C
ハネクラから6500Cシールの画像をパクってくる
6の書体はこれを参考にしよう

なぞる
新規レイヤーを作成して、上からペンツールで適当になぞってやる
線が赤いのは見やすいからそうしただけで、印刷時は黒にしようね

6001C
書体レイアウトに微調整を加えたのがコレ
だいたいこんな感じでいいだろう
完全には再現できないのだから・・・

1ポイント 1.5ポイント
この状態で普通紙に印刷してみる
左は1ポイントの線で右が1.5ポイントの線の太さ
1.5ポイントが正解だね

データが完成したら印刷だ。本物はアルミのシールなのだが、そんなモノが入手できるワケもなく、コイツで試してみよう!

ステンテープ
おいおい、おまえはアホか・・・

いくら色目がそっくりだからって、さすがのマイクロドライプリンタでも、金属は印刷できるのだろうか?・・・

紙?送り
とりあえずセットしてみる

この状態でファイル-プリントから印刷してみよう。もちろん文字のレイヤーだけ印刷するんやぞ!

・・・・・・

ダメです、テープを送っていきません(笑)。ならば、こんなのはどうだろうか?

紙に貼り付けてやる!
適当な紙にステンテープを貼り付けてやった

ほんならコレで、もう一回印刷だ。

・・・・・・

おっ、紙送りするやんけ。さすがやねぇ・・・

・・・・・・

うーん、やっぱりアホやった。マイクロドライプリンタでは金属には印刷できません(笑)

仕方がないので次の手を使おう。手書き用のOHPシートに印刷してしまうのだ。この場合は、銀色を再現しないといけないのだが、マイクロドライプリンタだと銀色も準備されているのでそれは問題ない。ただ、今のデータは文字だけなので、銀色の部分も作成してあげないといけないよね。

6001Cその2
便宜上、グレーで銀色の部分を再現してみる
これも新規レイヤーを作成しようね

もう一回紙に印刷
だいたいこんな感じで正解だろう

銀色の部分もOKならOHPシートに印刷だ。ただ、OHPシートの場合は、裏面に印刷してそれから両面テープで貼り付ける、という手法を今回は考えている。なので普通に印刷するのではなく、鏡像で印刷しないといけない。あと、先に銀色を印刷してしまうと文字が見えなくなってしまうので、先に文字、あとで銀色を印刷することだ。

文字の印刷プロパティ
文字は鏡像プリント、手差し、ページ合成に必ずチェックを入れること
ひとまずこれで文字のレイヤーだけ印刷だ

銀色部分
銀色部分の印刷は黒一色にしてあげないと網点で印刷されるので注意!

銀色部分の印刷
今度はページ合成にチェックは入れないぞ

特色印刷
特色の選択で、プルダウンタブの単色を選んでメタリックシルバーにチェックを入れる
これで銀色部分のレイヤーをを印刷するのだ

それじゃぁ、OHPシートに印刷してみよう。

・・・・・・

印刷完了
どうせパソコンで印刷するのだから、いっぱいコピペしておいた
貼り付けるときに失敗するのは目に見えてるから・・・

うん、なかなかいい感じだと思うぞ。それでは両面テープを貼り付けるのだが、テープはこんなのを選んでみた。

両面テープ
能書きはいい、両面テープでいいやんけ

あとはコイツをOHPシートの裏から貼り付ければOKなのだ。

テープ貼り付け
ほら、右側がおかしいやん
失敗するのがわかりきってるからね・・・

この中で一番いいシールを切ってリールに貼り付ければ完成だ。ちなみにテープの裏紙が剥がしにくくて失敗することがあるので、先に大まかに切っておき、それから裏を剥がす、そのあとで大きさを切って整えた方が結果的によかった。

それじゃぁ第1段階、6001Cシールの完成だ

シール貼り付け
ただシールを貼っただけ
まだ続きがあるから浮かれてられないのだ
・・・

これだとわかりにくいから拡大してみよう

拡大
縁が残ったりしてるけど、いい加減な人だから気にしない・・・
雰囲気が出てたらええねんって

気付点を少し

次はクリッカーの取り付けだね。本当は内部構造部品の見直しをするべきなのだが・・・(2007/3/24更新)


6001Cシールの件なのだが、東急ハンズで別のテープを仕入れたので試してみる。

銀色テープ
これって、なんやろ?

前回はステンレスのテープだったが、今回はデコレーションテープってヤツだ。銀色のキラキラしたテープなので、ちょっと色目は違うけど、金属製じゃなさそう、樹脂のテープ基材に金属を蒸着してるのかな?

やり方は前回同様、このままだと用紙送りしないから台紙に貼り付けて印刷すればいい。では・・・

・・・・・・

印刷してるぞ!
ええやん、ええやん

おっ、印刷するやんけ!管理人にも学習能力はあるみたいだね♪あとは切ってリールに貼り付ければいい。ただ、このままだと表面がむき出しなので保護しないといけない。なので、更に上から透明テープを貼り付けるのだ。

透明テープ?
これもシートなんよね

どういうのかは知らない。とりあえず能書き通りだと要求性能的に適合してそうだったから、というのが選択理由だ。屋外でも使えて、耐候性もあるらしい。で、貼り付けてみよう。

完成
ちょっとちゃうねんけどなぁ・・・

どうやら、完全に平滑って感じのテープではなかったりする。画像でもそんな感じがすると思う。でも、見た目は前回の方がいいのだが、実用に耐えるのはこっちの方だろう。厚みもそんなに気にならないし。一応、銀色テープにマイクロドライプリンタで直接印字できるのがわかったから、あとは表面保護用の透明テープを探せばいい、って感じだね。まぁ、ボチボチ探すことにしよう。

今回は半分成功、半分失敗やなぁ・・・(2007/4/27更新)

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