台風がゆっくりと東へ遠ざかって行きつつある9月17日、今日は釣りできるかな?なんて思いつつ目が覚めたのは9時前、またしても朝寝坊していたのであった・・・。前日の雨の影響を考慮するとまだ濁りが残っているからあまりコンディションはよくない、などど言い訳しつつ 朝食も取らずに原チャリを走らせてマングローブへと向かった。去年から攻めている名蔵川の河口、離島メッキ殺のことだね。
やっぱ、見にくいなぁ・・・
初日に比べるとちょっと穏やかな状況だけど、実は昨日に比べて風が強くなっている。台風の場所によるものだろうか?ただ、初日は完全に向かい風だったのが今日は追い風、マイクロルアーを運用するのであれば風に乗せて投げれるからまだましな方だろう。でも、水の色は茶色がかっており、雨の影響で濁りが残っているようだ。明日・明後日にならないとダメっぽい?まぁ、とやかく言うても仕方がない、高速トゥイッチでガンガン引きまくろう。結果はそれからの話しだ。
今日のタックルセレクトだけど、
それって本土メッキの道具やん??
えーっと、本土メッキ用にビルドした3号メッキ殺「Salamander」とコンクエスト51の組み合わせだ。いつもの離島メッキシステム、1号メッキ殺&イクシオーネF300LFの組み合わせではない。1号メッキ殺は仕舞寸法が長いから今回はヤメにした、これも機動性重視の選択なのだ。それじゃぁ、高速トゥイッチしまくろう・・・
ビシュッ
カーン!
「あっ、やべっ!」
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何がどうなったかわかる?橋の下から投げたのだけど、サイドハンドで投げたにもかかわらずルアーの軌道が上に浮いてしまい橋に当たっちゃったのだ。あとはお決まりのバックラッシュ、それもスプール回転が加速中だからとんでもない大バックラッシュになってしまった。
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ほどけん・・・
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あかん、喰い込んだままやん・・・
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もうええ、切ったろ・・・
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そんなワケでいきなりバックラッシュしてしまったから道具はチェンジすることにした。ちょっと不機嫌な管理人・・・
午後ティー、午後ティー
バス用の6フィート・ミディアムライトアクションのテレスコスピニングロッドに古いウィスカートーナメントSS600の組み合わせ。要するにタイワンドジョウ科の例のサカナ用のタックルだ。テレスコだから予備として携帯するには最適だと思う。但し、通常用途ならまだいいけど、実はテレスコって高速トゥイッチにはあまり向いていないのだ。また後で説明するね。
あらためて釣り直す管理人、だけど、サカナの反応はなく、毎回ゴミだけが引っかかってくる状況だ。濁りが残っているからあかんのかなぁ・・・
それでも1時間以上投げ続ける管理人、竿が短くて軽いからまだいいけど高速トゥイッチは手が疲れて仕方がない。ちょっと休憩、たばこ&午後ティータイムだ。
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休憩が終わってもう一度高速トゥイッチをかける管理人、まだ釣れない。今日はマジであかんのん??
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しばらくすると、トゥイッチ中の竿にグリグリとした感触、ようやくサカナの反応が・・・
初メッキだね
この画像だとわかりにくいけど、寸法的には25センチクラスかな?このクラスになるとミディアムライトとはいえ腰のないテレスコの竿だとギュンギュン曲げてくれていい感じなのだ。それじゃぁ調子に乗ってトゥイッチかけまくろう!
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あかん・・・
まぁ、今日はダメ、ってことだね。そうそう、テレスコが高速トゥイッチに向いていない理由はこんな感じだ。
わかる?
ガイドを見てもらいたいのだが、斜め左に向いているのがわかるかな?テレスコだとガイドが回ってしまう、ってのが正解だね。高速トゥイッチだと別にテレスコじゃなくて並継ぎでも継ぎが回ってくるのだけど、テレスコはその傾向が大きいのと、回る場所がいっぱいあるので結構な頻度で修正する必要があるんだよ。思いっきり引っ張って継げば回らないかもしれないけど、今度は仕舞えないかもしれないからね。
さて、そんなこんなでちょっとサカナの反応があった。
ギュイーン!
竿が思いっきり曲がっている。なんやこれ、メッキやと30クラスかな?糸はタイワンドジョウ&例のサカナアタック用のPE3号、ドラグが出るほどのサカナじゃないから切れないだろう。でも、結構引きは強い。針が外れなければいいが・・・
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しばらく耐え凌いで捕獲したサカナの正体は、
マングローブジャックだね
手尺測定30センチクラスのゴマフエダイだったりする。これなら引きが強いのも納得だ。バスやシーバスであれば30センチクラスなら余裕しゃくしゃくなのだけど、この手のサカナはパワーファイター、いい感じやわ。
そしてこの口と歯・・・
結構、いかついなぁ・・・
近頃、メバルあたりでバス持ちするのを見かけるけど、それってあまり似合わないと思っている。なので、どうせやるなら・・・
アホ・・・
おまえ、手袋してるやんけ!
ええねんって、管理人はカムルチィも手袋でバス持ちするんだから。まぁ、素手で巨大なカムルチィをバス持ちしている画像をくれる人がいたらヒラメのバス持ちとかやってみるよ。
その後ちょっと投げ続けたけど反応がなく、お昼になったのでサクッと撤収したのであった。メシ喰わんといかんからね。
でも、メシなんか適当な管理人だから、帰り道にコンビニに寄り道して、
アホすぎる・・・
離島でも、いつもと変わらないお昼ご飯の管理人、何考えてるんだか・・・。それじゃぁ、メシ喰って昼寝だね。
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さぁ、昼寝も済んでお待ちかねの例のサカナを釣りに行こう。今日は「ライヒーポイント」じゃなくって反則ぎみになるけど、
ダムの流れ込みから進入するのだ!
ダムそのものは釣り禁なのだけど、流れ込み、インレットの上流から進入して流れ込みが開けたあたりのブッシュを攻めるのだ。何か言われたら、
川で釣りしてるねん!!
と、強弁してやろう。マジメでダム湖で釣りしてるんじゃないから。じゃぁ、その川とダム湖の境目とは??
そんなもん知るかー!!
それでええのか?いや、ダムサイトの管理事務所からは見えないし、誰もいないから・・・
そして原チャリを走らせダムの流れ込みに移動する管理人、あれ?どこやったっけ??去年は行けてんけどなぁ・・・
道に迷ったみたいだ。地図は持ってきていないから適当に走らせると、ようやく降りれそうな場所に到着する。だが、ここからだと結構な距離がありそうだ。でも、仕方がないから川を下ろう。
結構きついぞ!
見ての通りジャングルだ。川口浩探検隊を連想してしまうのは管理人だけだろうね。Gパンをはいてきたけど濡れるのもお構いなしで目的地まで突き進む。
くそっ、めっちゃ深いやんけ・・・
あーっ!滑りそう!!
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何とか耐え凌いでセーフだね。でも太ももあたりまでGパンはグチョ濡れだ。これからどうするのだろうか・・・
ようやく川の流れが緩くなり目的地に近づいてきた。でも、結構深いぞ。そして、
上陸地点がないやんけー!
いくら上から進入しても上陸できなければGパンで釣りなんてできるわけがなく、やはりウェーディングの準備が必要、ってことで引き返す管理人、去年と違って雨で大増水しているんだろう。
遊んでいたら夕暮れ間近になってしまっている。あまり時間はない。じゃぁいつもの「ライヒーポイント」に戻ろう。濁りが残っているとは思うけど、そればかり気にしていたら何もできないからね。
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しばらくして到着、そそくさと準備する。やはり濁りが取れていない。普段から濁っている場所ならいいけど、そうじゃない場所はちょっときついかなぁ・・・。
今度のアタックだけど、竿はテレスコだけどリールはスピニングじゃなくてコンクエスト51を選択した。テレスコってバットガイドが小さいのでベイトリールをセットしてもあまり違和感がないのだ。もちろんトリガーシートじゃないけど管理人はトリガーシートじゃない方が使いやすいから、これも問題なしだ。
スーパーカーリーをカバーエッジに叩き込む管理人、だが、タイワンドジョウ科特有のアタックはなく、時折ユゴイかティラピアかよくわからないアタックのみを繰り返す。トリプルフックならフッキングできそうだけどボディーウィードレスだから無理っぽい、喰い込みが浅いのだ。
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投げた瞬間だけど、
あれっ?なんか外れた??
あーっ、サムバー・・・
シマノのバカーっ
サムバーに接着しているゴムが剥がれて落ちちゃった。実釣に支障はないからそのまま続けたけど、なんか、めっちゃカッコ悪いぞ、シマノ・・・
そして日没を迎えたけど、結局午後の部は釣果ゼロ、丸ボーズに終わってしまったのであった。
もう疲れたからメシ喰ってコンクエストに注油してから風呂入って寝るわ、じゃぁ、また明日、会おうね。(2008/9/17更新)