「ただいまー」
「Gamくん、お疲れ様〜っ♪」
「なんか、今回はめっちゃ疲れたわ・・・」
「台風で帰れなかったんだよねっ、ミキ、『台風で帰られへん・・・』って電話で聞いたときはすっごく心配しちゃったんだよっ」
「ごめんな、心配かけて・・・」
「ううん、Gamくんが無事に帰ってこれたんだし、 台風だったから仕方がないもんっ」
「おおきに・・・」
「ところでGamくん、今回は釣りはどうだったのっ?」
「いや、それはこれから報告するわ」
「だって、ミキが『釣れたの?』ってメールしても『気にするな』とか『ファイナルダムンの去年の釣行記を見とけ』とか、そんな返事しかしてくれないんだもんっ・・・」
「今年の釣行記は『例の会話形式』やねん、せやから先に言うたらアカンと思ってたし、去年の釣行記をミキに見てもらって色々予習してもらおうと思ったんやわ、これは前から決めてたけど、去年の釣行記見たか?」
「うんっ、ちゃんと見たよ、でも、あんまり釣ってないじゃん」
「・・・」
「あっ・・・、それでねっ、今年の釣行記は、もう始まってる、ってコトなんだよね〜っ」
「そう、2006年はめっちゃめんどくさなったし、老化現象で記憶なくなってくるから、今年は『記憶力の減退に対応したダイジェスト版』って感じかな?」
「それじゃぁ、2007年の沖縄遠征釣行記、いっちゃおっか〜っ♪」
「え〜っと、今年も石垣島に行ったんだよねっ」
「9/10出撃の9/14撤収予定やな」
「でねっ、目的は『コウタイ』ってライギョだよねっ」
「そのために竿も作ったし、仕事の合間を見つけて釣具屋さんでワームやら何やら買い込んだからなぁ」
「去年は海でも良くなかったけどっ、やっぱ、海で釣る、ってコトも考えたんだっ」
「『離島メッキ殺』やな、『メッキ』はウチのもう一つの対象やから」
「結構、荷物多かったのっ?」
「うん、竿から行くけどこんな感じやわ」
「あれっ?最後の『南山・蛇頭殺』って、海部郡でライギョを釣る竿じゃん」
「これは後で説明するわ、で、リールはこんなの」
「え〜っ、『ステラ』ってすっごく高いリールだよねっ、そんなの買って大丈夫なのっ?」
「こんなん型落ちバーゲンセールの衝動買いやわ、本気やったら最新鋭の'07モデルを買うぞ」
「じゃぁ、その次のリールって?」
「これは『ステラ』の予備やねん、ダイワの『初代浅溝ロングスプール』で、ウチが高校の頃に買ったのかな?せやから結構古いスピニングリールやわ」
「次の2つは去年と一緒だからいいとしてっ、最後の『旧ABUシャフトレス』って、確か、まだ完全にはできてないんでしょっ?」
「うん、その通りやけど、使う機会があったらテストしてみようと思ってん、去年は『Quantum』持って行ったけど、ソルトの釣りをライギョ竿&旧ABUで試してみたくなった」
「それって、いつもの『ライギャーの意地と誇り』かなっ?」
「そういうコト、で、他の備品はおおむね去年と一緒やけど、今回はフローターを持って行ったねん」
「そんなの、どこで使う気だったのっ?」
「まず、マングローブジャングルを攻めるのを想定してた、あとは、海の状況次第では『リーフに浮かべて回遊魚狙い』ってのも考えてた」
「それじゃぁ、『南山』って・・・」
「完全にソルトでのフローター狙いやな、セミダブルハンドルやからフローターでの取り回しも楽やと思う」
「でもっ、確か、ジギングロッドだっけ、それを改造した竿ってあったよねっ、そっちの方が良くないのっ?」
「『仮称 晴嵐・蛇頭殺』やな、『晴嵐』はちょっと硬すぎるから投げにくいと思ったねん、もちろん巨大なGTが相手やと『晴嵐』の方がいいに決まってるけど」
「ふ〜んっ・・・、じゃぁ、道具の説明はこれくらいでいいのかなっ?」
「うん、そうやね、今回は『南山』も持って行ったから、『離島への持ち運び』って視点からすると、『橘花』を2ピースにしても意味がなかったわ」
「『南山』も『橘花』も長さは一緒だったよねっ」
「どっちも5フィートやもん、ウチの『プラノのバズーカ』やと最低長さが5フィートの竿になるからなぁ」
「へ〜っ」
「まぁええねん、原チャに積む場合は2ピースの方が楽やから、そしたら『2007年石垣島・序章』はこれで終わり、次からは実釣編やわ、『ほな、お楽しみに!』ってコトで」
「うんっ、そうだねっ」
次は、2007年9月10日到着編だよっ♪