スピンストーム本編・第1段階
補足事項や掲示板で逐次コメントを残しているが、今のところなかなかいいブランクが見つけられなくて現在に至っている。それより何よりシーズンインしてしまったので、実験用の竿よりも実戦用の竿の方が優先になってしまっているのが現状だ。何せ超ヘビーカバー竿ですら保留状態なのだから、スピニング・ライギョ竿なんて・・・
とはいえ有言実行をポリシーとする管理人とすれば、何らかの結果をまずは残しておく必要があると思ったので、管理人の手元にある使えそうなスピニングロッドでカエルをブン投げてみた。
では、エントリーリストだ
このクラスの竿であれば、カムルチィをカバーからブチ抜くことはできるはずだよね。もう一つ気になるのがガイドスペック、いずれもニューガイドコンセプトになる前の竿なので昔のガイドスペックだ。バットガイドから、
特記事項はない。昔のナイロンライン時代はこんなものだったらしい。いずれもバットガイドはSiCリング最大径の40を採用している。これだとローライダーLCSG20より断然ヌケは良さそうだね。
あと、リールはソルティガブラスト4500にPE6号を巻く。ちなみにソルトのラインシステムそのままなので、ダブルラインではなくナイロンショックリーダーの80ポンドを2ヒロほど結んでいた。カエルは「飛ばせ、鉄拳」でおなじみのクロークJrとゾウさん大だ。飛距離判定は、これも「飛ばせ、鉄拳」と同じなのでこちらも参考にしていただきたい。
それじゃあ、あまり発表したくないが、結果を報告する。
クロークJr・・・35m クロークJrでの飛距離の落ち込みはあまり気にならなかったが、ゾウさん大でかなり落ち込んでいる様に思える。GTロッドじゃなくて、もう少し軟らかい竿だと多少マシなのだろうか? 余談だが、ソルティガ-Z30Lがこの程度飛距離を稼げれば実用になるだろう。頑張ろうと思う。 |
クロークJr・・・40m この竿でようやくPE10号クラスベイトリールの飛距離だ。しかし、11ft6inchもする竿を振り回せるわけないやん・・・ ちなみにこの竿、11ft6inchのくせにノーマルのリアグリップはライギョ竿並の長さしかなかったので、改造して60cmにしてある |
あ〜あ、言わんこっちゃない。11ft6inchものロングロッドにPE6号の組み合わせですら、普通のライギョタックル並の飛距離なのである。8ft3inchの竿だとかなり落ち込んでいる。PE10号を巻いての推定飛距離はクロークJrで20〜25mあたりだと思うよ。これじゃあ実用性に欠けるだろう。PE6号なら確実にアンタレス5を使うよね、全然楽だから。このクラスのスピニングご自慢のパワーも、この飛距離じゃちょっとねぇ。近距離なら確実にベイトの方が使いやすいし。
ということで、今のところの結論だが
スピニングのメリット、全くなし!(わかりきってるやん、こんなもん・・・)
これなら電動丸とかシーボーグでカエルをブン投げても変わらんのと違うか?いや、そっちの方がよっぽど面白そうな気がするぞ、電動カムルチィ、スイッチ・オン!
さあ、これからどうする?起死回生の秘策はあるのか?教えてくれ、鋼鉄ジーグよ!(2006/4/22実験&5/1更新)
方向転換、特別編・海部郡必殺スピンストームだ!(2008/7/17追加)