釣り場を汚さない等マナーに関する内容は、ルール以前の人間性を問う問題であり、考察すらしない。
考えるまでもない、いずれもが魚の保護を目的としている。細かいことは、他のライギョ系HPを御覧頂ければいいし、非公開とバーブレスについては全面的に賛同しつつも、後の2項目について管理人的な考察を。
タックルの件は、「ラインブレイク=死」を防ぐ意味がある。現在では専用設計された竿とABU6000クラスか同等のリールにPE10号を巻くのが標準的タックルではなかろうか?でも、この組み合わせは1日中振り回すとかなり疲れる。最後の方はほぼトランス状態になってしまう。気合いの入ったライギャーならば、根性と肉体改造により克服するのだろうが、あいにく管理人は平均的日本人レベル以下のひ弱な根性と体力しか持ち合わせていない。それでもライギョは釣りたい。その思いがいまのところの結論として、軽量ライギョ竿+アンタレス5+PE6号の組み合わせに行き着いたのである。(余談だが、もしもこの世に女性ライギャーが存在したとするならば、管理人のシステムは参考になるのではと思う)一見細そうに思えるPE6号も、ウルトラダイニーマを採用することにより平均的PE8号並の引張強度を確保し、結束に至ってはテストによりオフショアスイベルノットよりもダブルラインでのクリンチノットの方が強度が高い事を確認し、かつ、ダブルライン部にはザイロン・ノットで保護する念の入れ方だ。今のところこれでラインブレイクしたことはない。とは言ってもせいぜいヒシベッドの80クラスまでなのだが。さすがにPE5号でテストする気にはなれないでいる。テストの失敗は死を意味するからね。
要は糸が切れなければ何を使ってもいいのではないだろうか。だから、竿が折れようが、リールが破壊しようが、最悪は糸を持って直接綱引きをすればいい。最優先事項は魚を死に至らしめないこと、これに尽きる。
次にネスト打ちの件、これは「守るべき親魚に別れられた卵や稚魚=死」を防ぐ意味がある。だが、ネストを完全に避けることは難しい。見える範囲内では防ぐことができても、偶発的にネストを叩いてしまう可能性があると思う。それならばネスト期間中を禁漁期間にした方がいいのではないかと思える。実際問題として、ネスト期間はいつからいつまでなのか非常に判別に困るので非現実な話かもしれないが、それは今後の検討課題にしたい。少しでもこの釣りを長く続けたいのならば、今のうちに何か手を打たなければいけないのではなかろうか。手遅れになってからでは、どうすることもできないのだから。(2006/1/1更新)
ネスト打ち自主規制!を追加(2006/4/8)